デジタルサイネージのソフト14件の現況【2026年】|CYBER Signageの無料版は2024年3月で終了、いま無料で使えるのは2本。クラウド型は月2,200円から

デジタルサイネージのソフト14製品の現況【2026年10月20日確認】

この記事で取り上げている14件のソフト・サービスについて、2026年10月20日に提供元の公式ページで提供状況と料金を確認した。14件のうち2件は提供が終了しており、2件は提供元の現行ラインアップで確認できなかった。無料で使えるソフトとして挙げていた3本のうち1本も、2024年3月31日でサービスを終えている。以下の表と各節の追記は、この確認にもとづいて書き直したものである。

確認してわかったこと(2026年10月20日時点)
  • 提供終了が2件。CYBER Signage Free Edition はソフトネットジャパンが2024年3月31日でサービスを終了し、新規申し込みも終えている。ゆう子でタッチは販売元のビーエム長野がデジタルサイネージ事業から撤退し、新規販売とサポートを終了した
  • いま無料で使えるのは2本。Nomoad フリー版(NOMOSOFT)と時間割看板(アイ・オー・データ機器)。ただし時間割看板のサポート対象は、同社のminiPC・CLIP PC・Compute Stick・液晶ディスプレイの利用者に限られる
  • クラウド型の月額は2,200円から。自由放題サイネージが月2,200円(税込2,420円)、ディスプレイとSTBを含むレンタル一式のOTOMOが月7,800円(税込8,580円、初期費用15,000円・税込16,500円)
14件の内訳(2026年10月20日に公式ページで確認)
現行として確認10件公式ページに現行製品として掲載がある
提供終了2件提供元が終了を告知している
確認できず2件現行ラインアップに無い/専用サイトが404
製品・サービス提供元区分料金(2026年10月20日時点)現況
Nomoad フリー版NOMOSOFT作成・配信無料(Vectorで配布)現行。通常版は28,800円(税込31,680円)、カスタム版は61,800円(税込67,980円)
CYBER Signage Free Editionソフトネットジャパンクラウド型CMS―2024年3月31日でサービス終了。新規申し込みも終了
時間割看板アイ・オー・データ機器作成・スケジュール無料現行。Windows 11/10/8.1対応。サポート対象は同社製機器の利用者。上位の「時間割看板2」は税込18,150円
Adobeシリーズ(Photoshop・After Effectsなど)アドビコンテンツ作成サブスクリプション現行。サイネージ専用ではなく汎用の制作ソフト
電子看板Pro2.0マインドシステム(開発)/ファースト(販売)コンテンツ作成74,500円(税込81,950円)現行。買い切り。出力はWMV/MPEG2/MPEG4、最大1920×1080
OTOMOファンテックレンタル一式月7,800円(税込8,580円)/初期費用15,000円(税込16,500円)現行。コンパクトモデルは月5,200円(税込5,720円)、POPモデルは月4,500円(税込4,950円)
e-Signageプラス/Forte D-sign Plug-inシャープマーケティングジャパン/ソニーコンテンツ作成―いずれも現行ラインアップで確認できなかった。シャープの現行品でExcel運用に当たるのは「e-Sheet Signage」(開発元はノリタケ伊勢)
StellarSignステラリンク管理・配信公開されていない(要問い合わせ)現行。クラウド型の「StellarSign CLOUD」もある
自由放題サイネージオプティマイザークラウド型CMS+STBレンタル月2,200円(税込2,420円)から現行。専用STBをレンタルで提供し、手持ちのディスプレイにつないで使う
DiSiクラウド(DiSi CLOUD)アビックスクラウド型CMS公開されていない(要問い合わせ)現行。操作はPCのWebブラウザ(Chrome・Edge・Safari)
びじゅ衛門東芝ITサービス管理・配信公開されていない(要問い合わせ)現行。通常版・SaaS版・Enterprise版の3区分
MITENE/MITENE Creatorソニー・ミュージックソリューションズ機能拡張(AR)―現況を確認できなかった。専用サイト ar-mitene.jp は全ページが404で、提供元側の掲示は2022年の導入事例が最新
ゆう子でタッチビーエム長野(販売元)機能拡張(タッチ)―新規販売・サポートを終了。販売元がサイネージ事業から撤退した。カテナスは自社の「KI Sign」をゆう子でタッチから開発した上位仕様品と案内している
PISTAimpactTV機能拡張(人感センサー・IoT)公開されていない(要問い合わせ)現行。BASIC・ADVANCE・PRO・FACEMATCHなどの構成がある

出典(いずれも2026年10月20日に閲覧):サイバーサイネージ FREE Edition サービス終了のお知らせ(ソフトネットジャパン)/デジタルサイネージソフト Nomoad(NOMOSOFT)/サイネージアプリ「時間割看板」(アイ・オー・データ機器)/電子看板Pro2.0 製品ページ/OTOMO レンタル価格(ファンテック)/自由放題サイネージ(オプティマイザー)/DiSi CLOUD(アビックス)/StellarSign(ステラリンク)/びじゅ衛門(東芝ITサービス)/ゆう子でタッチ 販売・サポート終了の案内(カテナス)/PISTAシリーズ(impactTV)/デジタルサイネージ ソリューション一覧(シャープマーケティングジャパン)

デジタルサイネージの運用にはどんなソフトウェアが必要?

デジタルサイネージを運用する際はディスプレイやSTBなどのハードだけではなく、ディスプレイに表示するコンテンツを作成、管理するためのソフトウェアも必要となります。まずは、デジタルサイネージの運用にあたってどのようなソフトが必要になるのかについて解説します。

コンテンツを作成するためのソフトウェア

まず、デジタルサイネージのコンテンツを作成するためにソフトウェアが必要です。

デジタルサイネージのパッケージによっては、作成のためのソフトウェアもセットになっている場合もあります。作成にあたって専用のソフトウェアがある場合はテンプレートからコンテンツを簡単に構築できる場合もあります。

また、デジタルサイネージに表示するコンテンツはJPGやmp4のようにパソコンで使用しているファイル形式を採用している場合も多いです。デジタルサイネージ専用のソフトが無くても、パソコンの画像・動画編集ソフトさえあれば十分にコンテンツを作成可能です。

コンテンツを管理・配信するためのソフトウェア

スタンドアローン型のディスプレイの場合は同じコンテンツを一定間隔で流し続ける場合も多いですが、ネットワーク型のディスプレイにはサーバーからコンテンツ情報を読み取るタイプも存在します。

サーバーからコンテンツ情報を読み取る場合は、時間帯や天気、その日のイベントなどに合わせて柔軟にコンテンツ変更が可能となりますが、CMSが必要となります。

CMSとはコンテンツ・マネジメント・システムの略称でコンテンツ管理のためのソフトウェアです。ソフトウェアの中には作成・CMSを兼ねたソフトウェアもあります。

インタラクティブな機能拡張のためのソフトウェア

動画や静止画を表示するだけではなく、タッチパネルで道案内をしたり、ARでユーザーを楽しませたり、通行者のログ解析をしたりと多機能なデジタルサイネージも存在します。

こういったデジタルサイネージは何か特定のソフトウェアを利用している場合もありますし、一からオリジナルのソフトを作成している場合もあります。デジタルサイネージはパソコンのようなもので、ソフトウェアさえ開発すればさまざまな用途での使用が可能です。

技術の進歩に合わせてデジタルサイネージもソフトウェアによって機能が拡張されてさまざまな使い道が可能になると考えられます。

デジタルサイネージのソフトウェアの機能とは?

デジタルサイネージのソフトウェアには「コンテンツ作成」「コンテンツ管理・配信」「機能拡張」の3種類があることは上記で説明した通りです。

1つのソフトに複数の機能が含まれていることもありますし、コンテンツ作成といってもソフトウェアによって機能が異なることも多いです。ソフトウェアの機能について詳しく説明します。

クラウド型

一般的にネットワークタイプのデジタルサイネージの場合は自社でコンテンツ配信用のサーバーを用意しなければなりません。もちろん、サーバーを自前で保有するとイニシャル、メンテナンスコストが発生します。

クラウドタイプのサーバーならメンテナンスなどは必要ありませんが、導入のための諸設定が必要になります。

CMSの中にははじめからクラウド型で提供されているものもあるので、こういったソフトを使用することによって簡単にCMSが導入できます。

スケジュール機能

デジタルサイネージを運用する際に必要な基本的な機能です。デジタルサイネージに表示するコンテンツのタイムテーブルを作成し、それに合わせてディスプレイをコントロールします。

スケジュールを設定できる最小時間単位(1秒、1分など)やタイムテーブルを作成するためのインターフェイスなど、一口にスケジュール機能と言っても仕様が微妙に異なるので、使いやすいソフトウェアを選んだ方が良いでしょう。

ちなみに、ネットワーク型だけではなくスタンドアローン型でもスケジュール機能を持ったサイネージは存在します。

コンテンツ簡易作成機能

PhotoshopやAfter Effectsなどを駆使すればデジタルサイネージ用のコンテンツは作成できますが、これらのソフトを購入・使いこなすためにはお金も手間もかかります。

デジタルサイネージの中には、非デザイナーが気軽にコンテンツを作成できるように、コンテンツ簡易作成機能を搭載しているソフトもあります。

ドラッグ&ドロップで素材を配置したり、ソフトに登録されているテンプレートからコンテンツを作成することによってコンテンツ作成を直感的にかつ時間をかけずに行えます。

インタラクティブコンテンツ作成機能

タッチパネルを使って、ユーザーがディスプレイを操作するタイプのデジタルサイネージの中のコンテンツは一般的にユーザー側で作成することが難しいので制作会社に依頼することになります。

しかし、軽微な修正などに関していちいち制作会社を通していたのでは、時間もコストもかかります。そこで活躍するのがインタラクティブコンテンツ作成をサポートするソフトウェアです。

テンプレ―トをもとにコンテンツを編集、エフェクトをかけたりすることによって非エンジニアでもインタラクティブ型コンテンツが作成できます。

Web連携機能

たとえば交通機関の運行情報や離れた場所で行われている会議の状況をリアルタイムで中継するためにはWebと連携する必要があります。

Web連携することによって他のサーバーにある情報をリアルタイムで読み込んで表示したり、Beaconを利用したO2Oサービスができたりすると、デジタルサイネージを使用する幅は広がります。

AR機能

デジタルサイネージのハード側にカメラや人感センサーなど一定の設備が揃っていれば、AR機能を搭載したデジタルサイネージを運用することも可能です。

サイネージ向けの既存ソフトウェアの中にはARコンテンツの登録・編集を簡易的に行えるような機能を持っているものもあります。

これらを使用することによって、手間がかかるARコンテンツの導入もスムーズに行えます。

ログ解析機能

サイネージに一定の設備が揃っていれば、ログ解析も可能です。使用したユーザー層、タイミング、行動などを分析することによって、マーケティングやサイネージの利用向上につながるヒントが見つかるかもしれません。

デジタルサイネージのソフトウェアの価格はどれくらい?

デジタルサイネージのソフトウェアの一般的な価格を算出するのは困難です。デジタルサイネージのハードウェアにソフトが付属している場合は、全体の価格からソフトウェア分の価格だけを算出できないからです。

ただし、クラウド型CMSのように独立して提供されるサービスについては価格がわかる場合もあります。

デジタルサイネージのソフトウェアの価格について整理します。

クラウド型CMSの価格相場

料金を公開しているサービスは少なく、公開されているものは月2,200円(税込2,420円)からである。2026年10月20日に各社の公式ページで確認できた月額は、自由放題サイネージが月2,200円(税込2,420円、専用STBのレンタルを含む)、ディスプレイとSTBを含むレンタル一式のOTOMOが月7,800円(税込8,580円)だった。StellarSign・DiSiクラウド・びじゅ衛門・PISTAは、いずれも公式ページに金額を載せておらず問い合わせが必要である。端末が増えれば料金が上がる課金のしかたは変わらないため、台数が多い場合は自前のサーバーにCMSを置く構成と見積もりを比べることになる。

サービス提供元料金の形金額金額に含まれるもの
自由放題サイネージオプティマイザー月額月2,200円(税込2,420円)からクラウド型CMS+専用STBのレンタル。ディスプレイは手持ちのものを使う
OTOMO(標準モデル)ファンテック月額+初期費用月7,800円(税込8,580円)/初期費用15,000円(税込16,500円)43インチディスプレイ、STB、設置台、ルーターを含むレンタル一式
OTOMO(コンパクト/POP)ファンテック月額月5,200円(税込5,720円)/月4,500円(税込4,950円)同じレンタル一式で画面サイズが小さい構成
電子看板Pro2.0マインドシステム(開発)/ファースト(販売)買い切り74,500円(税込81,950円)コンテンツ作成ソフト本体。配信・管理の機能は含まない
時間割看板2アイ・オー・データ機器買い切り税込18,150円無料版の上位にあたるパッケージ版
Nomoad 通常版/カスタム版NOMOSOFT買い切り28,800円(税込31,680円)/61,800円(税込67,980円)フリー版の機能制限を外したもの。カスタム版はリアルタイム情報表示に対応

出典(2026年10月20日閲覧):自由放題サイネージ/OTOMO レンタルの価格/電子看板Pro2.0/時間割看板2/Nomoad

ただし、ソフトだけではなくサーバーというハードの部分についての管理コストが減る点ではクラウド型CMSは魅力的です。

要見積もりの場合も多い

デジタルサイネージのソフトウェアだけではなく、ハードからソフト、保守・メンテナンスまでを一括で導入するケースが多いと考えられます。

その中でその会社の要望や端末数、使用するハードウェアによってもソフトウェアが変わったり、カスタマイズの作業が発生したりする場合も考えられます。

よって、あえてソフトの導入に関して定価を設定せずに要見積もりにしている場合や、ハードウェアを購入する際にソフトウェアが付属していて、ソフト単体での価格が分からないようになっていることが一般的です。

無料で使用できるソフトはあるのか?

詳しくは次章の「フリー・無料のデジタルサイネージのソフトウェアはある?」の部分で説明しますが、無料で使用できるサイネージ用のソフトも存在します。

ただし、すべてのサイネージで動作保証がされているわけでもないですし、有料のソフトと比較すると機能は限られています。安いからといって無料にこだわるのではなく、有料のソフトも含めて使用するソフトを検討した方が良いでしょう。

フリー・無料のデジタルサイネージのソフトウェアはある?

デジタルサイネージ用のソフトウェアの中にはフリー・無料で使用できるものもあります。無料・フリーで使用できるソフトウェアを3つ紹介します。

小規模事業者でも簡単に使用できる「Nomoad フリー版」

個人商店や飲食店などの小規模事業者でも簡単に利用できるNomoadのフリー版です。有料版と比較すると画像やテロップの数は制限されていますが、ちょっとしたサイネージ運用ならばこの程度でも十分でしょう。
テンプレートを利用することによって簡単にコンテンツが作成でき、液晶テレビにパソコンを接続してデジタルサイネージとして運用できます。

フリー版はVectorで配布されている。制限を外したい場合は通常版が28,800円(税込31,680円)、リアルタイム情報表示に対応したカスタム版が61,800円(税込67,980円)で、いずれも買い切りである(NOMOSOFTの公式ページ、2026年10月20日確認)。

Nomoad フリー版

無料で使えるクラウド型CMS「CYBER Signage Free Edition」

クラウド型CMSのCYBER Signageの無料版です。ディスプレイに表示されるコンテンツの右上に広告が表示されますが、通常は有料のクラウド型CMSが無料で使用できます。

利用にあたって、総コンテンツ数は3つまで総容量は50MB、月間最大通信容量は1プレイヤーあたり300MBまでなどいくつかの制限があるので注意してください。

制限の範囲内であれば、素材登録からコンテンツ制作、配信のスケジューリングまでを有料版のCYBER Signageと同じように使えた。

ただし、このFreeエディションは2024年3月31日でサービスが終了しており、新規の申し込みも終わっている。ソフトネットジャパンは公式ページに「長らくご提供してまいりましたサイバーサイネージ Freeエディションについて来春をもちましてサービスを終了させていただくこととなりました。新規の申し込みは終了しております」と掲示している(サイバーサイネージ FREE Edition のサービス終了告知、2026年10月20日閲覧)。無料でクラウド型CMSを試す選択肢としては使えないため、以下の2本か、有料のクラウド型CMSの最小プランを検討することになる。

CYBER Signage Free Edition

かんたんな設定で手軽に使用できる「時間割看板」

大きめのディスプレイにスティック型パソコンを接続して時間割看板を使用すれば、簡単にディスプレイをデジタルサイネージにできます。

無料でもスケジュール機能やPCの自動シャットダウン機能など最低限必要な機能は揃っているので気軽に使用できます。

対応OSはWindows 11/10/8.1である。ただしサポートの対象は、アイ・オー・データ機器のminiPC・CLIP PC・Compute Stick・液晶ディスプレイの利用者に限られるため、手持ちの任意のパソコンで使う場合はサポートを受けられない。機能を増やしたい場合は、パッケージ版の「時間割看板2」が税込18,150円で販売されている(時間割看板の製品ページ/時間割看板2の製品ページ、2026年10月20日確認)。

時間割看板

デジタルサイネージの作成ソフトウェアの4つを比較!

デジタルサイネージ用のコンテンツを作成するためにはソフトウェアが必要です。デジタルサイネージのコンテンツ作成のときに使うべきソフトを4つ紹介します。

オーソドックスにコンテンツを作成するなら「Adobeシリーズ」

まず、オーソドックスにコンテンツを作成するのならば外せないのが、PhotoshopやAfter EffectsなどのAdobeシリーズのソフトウェアでしょう。

デジタルサイネージ用のコンテンツだからといって特別な形式で作成しているのではなく、多くの場合はパソコンと同様です。

Adobeシリーズを使用することによってハイクオリティかつ王道のコンテンツ制作が可能です。ただし、非デザイナー、エンジニアがゼロから使いこなせるようになるためには少し手間がかかります。

Adobeシリーズ

簡単にサイネージ用の動画作成ができる「電子看板Pro2.0」

電子看板Pro2.0は簡単にデジタルサイネージ用の動画作成ができるソフトです。テンプレートが充実しており、文字や写真などに0.1秒単位で簡単にエフェクトを追加することも可能です。

電子看板Pro2.0

レンタルデジタルサイネージパッケージ「OTOMO」

デジタルサイネージのレンタルサービスで、ハード、ソフトが揃っている状態で月7,800円(税込8,580円)からレンタルできる。ほかに初期費用が15,000円(税込16,500円)かかる。画面の小さい構成ではコンパクトモデルが月5,200円(税込5,720円)、POPモデルが月4,500円(税込4,950円)である。

番組表の作成とコンテンツ転送を行う「プレイリストマネージャー」が付属する。2026年10月20日に公式の価格ページで確認したかぎりでは、記載があるのはこのプレイリストマネージャーだけで、以前案内されていたテンプレート作成・コンテンツ作成・画像編集の各ソフトは見当たらなかった。コンテンツのデザイン制作は別料金のサービスとして案内されている(OTOMO レンタルの価格、2026年10月20日閲覧)。

コンテンツ作成から管理・配信までを一貫して行えます。

OTOMO

使い慣れたExcel、PowerPointでコンテンツ作成できる「e-Signageプラス、Forte D-sign Plug-in」

デザイナー向けのツールを扱ったことが無い方は多くても、マイクロソフトのExcelやPowerPointは使った事があるという方は多いでしょう。

e-SignageプラスはExcel、Forte D-sign Plug-inはPowerPointで作成したデータをデジタルサイネージ用のコンテンツに変換するためのソフトウェアです。

これらのツールを使いこなすことによって専門的な知識が無くてもサイネージ用コンテンツ制作を内製化できる、という位置づけだった。

ただし2026年10月20日時点で、e-Signageプラスはシャープマーケティングジャパンのデジタルサイネージ ソリューション一覧に掲載がなく、製品ページも404を返す。同じ一覧に載っている現行品のうち、Excelだけで運用する考え方に当たるのは「e-Sheet Signage」である(開発元はノリタケ伊勢、販売はシャープマーケティングジャパン)。Forte D-sign Plug-in 2016 はソニーの法人向けブラビア用拡張ソフトとして製品ページが残っているが、販売を続けているかどうかはページに書かれておらず、確認できなかった(デジタルサイネージ ソリューション一覧(シャープマーケティングジャパン)/e-Sheet Signage/Forte D-sign Plug-in 2016、2026年10月20日閲覧)。Excelでの運用を前提に選ぶ場合は、現行品の名前で見積もりを取ることになる。

e-Signageプラス、Forte D-sign Plug-in

デジタルサイネージの管理・配信ソフトウェアの4つを比較!

デジタルサイネージの管理・配信のためのソフトウェアを利用することによって、タイミングに合わせた柔軟なコンテンツ配信が可能になります、おすすめのソフトウェア4つを比較して紹介します。

簡単にサイネージのコンテンツ管理ができる「StellarSign」

誰でも簡単に使えること、運用しやすいことを念頭に置いて開発されたデジタルサイネージ用のソフトウェアです。

あらかじめ用意されているテンプレートに添って作成すれば、病院案内、会議案内、工事工程表などさまざまなコンテンツが簡単に作成できます。また、ファイル名に日付・時間を入れて、それを書き換えるだけで簡単にスケジュール管理も行えます。

さらに、新着情報などをWebページと同期することによって更新の手間を減らすことも可能です。

StellarSign

配信BOX+クラウド型CMSが1,980円から利用できる「自由放題サイネージ」

月額1,980円から配信BOXとクラウド型CMSが利用できるサービスです。

ディスプレイとネットワーク環境さえあれば即運用可能で、クラウドでコンテンツを一元管理、スケジュールを設定すれば自由な配信が可能です。

クラウド型なのでパソコン1台さえあれば、コンテンツ配信用のサーバーを社内で持つ必要はありませんし、低価格なサイネージ運用が可能となります。

自由放題サイネージ

タブレット端末からでも簡単に配信設定ができる「DiSiクラウド」

クラウド型CMSサイネージ配信ソフトでパソコン1台あれば複数のサイネージディスプレイへのコンテンツ配信がコントロールできます。シンプルなユーザーフェイスで直感的に操作できて、タブレット端末からでも配信スケジュールを変更できます。

ドラッグ&ドロップで簡単に配信スケジュールを組み立てられて、映像や静止画の上に簡単にテキスト入力配信も行えます。また、別途契約すれば専用サイトより映像素材の読み込みも可能です。

DiSiクラウド

7つの情報が配信可能な「びじゅ衛門」

外部カメラ、Web、動画、テロップ、音声、静止画、文字の7種類の情報を配信可能なCMSサービスです。クラウド型なのでWebブラウザを利用することによってどこからでも配信コンテンツの編集が可能です。

ディスプレイに表示されている情報をリアルタイムで変更するのはもちろん、ディスプレイのオン・オフも管理できます。全国100拠点以上のサポートセンターがあり、ヘルプデスクも用意されているのでトラブルの際も安心です。

びじゅ衛門

デジタルサイネージの機能拡張ソフトウェアの3つを比較!

タッチパネルやAR機能などを使ってインタラクティブ型のデジタルサイネージを運用する際におすすめのソフトウェアを3つ紹介します。

ARコンテンツを作成・配信できる「MITENE Creator」

直感的にデジタルサイネージようのARコンテンツが作成、編集できるソフトで再生スケジュールの管理・配信も同ソフトで行えます。

クラウド型ASPなのでコストは最小限に抑えられますし、365日対応コールセンター、オンサイト保守もセットになっています。

さらに配信ログ解析機能もついているのでマーケティングツールとしても使用できる、と案内されていた。

ただし専用サイト ar-mitene.jp は、2026年10月20日時点でトップページも下層ページも404を返しており、現在の提供状況を確認できなかった。提供元のソニー・ミュージックソリューションズ側に残っている掲示は2022年9月の導入事例が最新である。ARや人物認識を使う構成を検討する場合は、提供が続いているかどうかを提供元に直接確かめる必要がある(ARサイネージシステム「MITENE」の導入事例(ソニー・ミュージックソリューションズ)、2026年10月20日閲覧)。

MITENE Creator

インタラクティブ型コンテンツが作成できる「ゆう子でタッチ」

シャープのBIGPADに対応したインタラクティブコンテンツ制作ソフトです。テンプレートを使って簡単にタッチコンテンツが制作出来て、さまざまなエフェクトも搭載されています。

通行者がいないときは画面をローテーションし、人が近づくと人感センサーが感知して画面を切り替える。ボタンのタッチ履歴を測定でき、後からマーケティングの効果測定を行うこともできた。

ただしこのソフトは新規販売とサポートが終了している。販売元のビーエム長野がデジタルサイネージ事業を終えたためで、カテナスは自社の「KI Sign」をゆう子でタッチから開発した上位仕様品と案内し、ゆう子でタッチ用に作ったコンテンツの再生に対応するとしている(ゆう子でタッチの販売・サポート終了の案内(カテナス)、2026年10月20日閲覧)。すでに運用している場合の移行先を探すときは、この案内が出発点になる。

ゆう子でタッチ

次世代型の販促ソリューションサイネージ「PISTA」

ハードとソフトがセットになっている次世代型の販促ソリューションです。人感センサーを使用したコンテンツ配信、タッチパネルの使用に関するログ解析、棚前の消費者の属性や行動を記録分析する機能などが設けられています。

サイネージによって収集された情報はトラッキングデータベースに収納され、データ分析と販促施策の立案に使われる。画像認識によって性別や年齢を判断し、コンテンツを出し分けることもできる。

提供元はimpactTVで、2026年10月20日時点ではBASIC・ADVANCE・PRO・FACEMATCHなどの構成が公式ページに並んでいる。料金は公開されておらず問い合わせが必要である(PISTAシリーズ(impactTV)、2026年10月20日閲覧)。

PISTA

デジタルサイネージの導入を決める前に読むページ

ソフトだけを決めても導入は終わらない。仕組み・費用・コンテンツ・発注先は、それぞれ別の判断が必要になる。

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