ジョブカン給与計算|料金・無料プラン・機能・導入手順

ジョブカン給与計算。人数単価・無料枠・連携を確認

ジョブカン給与計算公式ページの製品情報
株式会社DONUTS公式情報(2026年9月2日確認)

ジョブカン給与計算は、従業員情報と勤怠データを取り込み、給与・賞与、社会保険料、所得税の計算からWeb明細、振込用FBデータ、年末調整までをクラウドで処理できる給与計算ソフトです。有料プランは在職・休職中の従業員1名あたり月400円(税抜)、最低利用料金は月2,000円(税抜)。30日間のお試しと、従業員5名までの無料プランがあります。本記事では2026年9月2日に公式サイトと公式ヘルプで確認した料金・機能・制限を整理します。

結論

  • 有料プランは1名月400円、最低月額2,000円です。
  • 30日間のお試しでは従業員数無制限で全機能とAPI連携を確認できます。
  • 無料プランは5名までですが、年末調整・API・チャットなどに制限があります。
  • ジョブカン勤怠管理や労務HRと連携して転記を減らしたい企業に向きます。

ジョブカン給与計算の料金

ジョブカン給与計算|判断図
ジョブカン給与計算|判断図
プラン 月額料金 従業員数 主な条件
お試し 0円・30日間 無制限 メール・チャット・電話、API連携を利用可能
無料 0円 5名まで 機能制限とデータ保証期間の制限あり
有料 1名月400円 無制限 最低利用料金は月2,000円

価格はいずれも税抜です。有料プランの課金対象となる「1ユーザー」は、公式資料では在職中または休職中の従業員と説明され、内定者と退職済みの従業員は含まれません。5名以下でも最低料金が適用されるため、1~5名は月2,000円、10名なら月4,000円、20名なら月8,000円が基本的な目安です。オプションや他のジョブカンサービスとのパック料金は別に確認してください。

課金対象人数 人数×400円 月額の目安
3名 1,200円 最低料金2,000円
5名 2,000円 2,000円
10名 4,000円 4,000円
30名 12,000円 12,000円

30日間のお試しと無料プランの違い

ジョブカン給与計算|比較図
ジョブカン給与計算|比較図

アカウント発行後の30日間はお試しプランとなり、従業員数無制限で機能やAPI連携を確認できます。給与規定、勤怠取込、給与計算、Web明細、振込データ、年末調整まで、実際の運用に近い条件でテストする期間です。お試し終了までに有料プランへ申し込まなければ、自動的に無料プランへ移行します。

無料プランは従業員登録が5名までで、ジョブカンシリーズとのAPI連携、年末調整、チャットサポート、メール送信機能を利用できません。データ保証期間も直近30日間です。無料プランを恒久的な給与台帳として使う場合は、保存期間とバックアップ方法が自社の法定保存・監査要件を満たすか慎重に判断してください。

主な機能

給与規定グループと給与・賞与計算

月給・日給・時給、支給項目、控除項目、単価、締め日、支給日、所定労働時間などを給与規定グループとして設定し、従業員へ割り当てられます。雇用形態や事業所ごとに異なる条件をまとめやすい一方、会社独自の手当、端数処理、欠勤控除は初期設定後に旧台帳と照合する必要があります。支給・控除項目はCSVで一括更新できます。

勤怠管理とのAPI・CSV連携

ジョブカン勤怠管理の勤怠情報をボタン操作または指定時刻の自動処理で取り込めます。連携対象の従業員を個別に選択することも可能です。他社の勤怠管理を利用する場合も、CSVによる勤怠情報の一括登録に対応します。項目名、時間単位、丸め、休日区分の対応表を作り、初月は勤怠集計と給与結果を突合してください。

Web給与明細と振込用FBデータ

給与・賞与の明細や源泉徴収票を従業員マイページで交付できます。スマートフォンとパソコンに対応し、電子交付への同意も管理できます。給与確定後は銀行振込用のFBデータを出力できるため、口座・金額の再入力を減らせます。利用銀行が受け付ける形式、ファイル送信期限、承認手順は支給日前に確認します。

年末調整

従業員がスマートフォンやパソコンから申告し、担当者が進捗確認、承認、修正依頼を行えます。電子的控除証明書、給与・賞与情報を使った源泉徴収票、給与支払報告書、法定調書合計表などにも対応します。無料プランでは年末調整を利用できないため、年末だけ有料化する場合の契約時期と過去データの状態を事前に確認してください。

権限・操作履歴・セキュリティ

担当者ごとの権限設定、操作履歴、IPアドレス制限、マイナンバー管理に対応します。給与情報は機微性が高いため、共有アカウントを避け、給与確定者、入力者、閲覧者の権限を分けます。退職・異動時の権限削除と、外部社会保険労務士へ付与する範囲も運用規程へ含めてください。

導入手順

  1. 対象業務を決める:給与だけか、勤怠連携、Web明細、年末調整まで使うかを決めます。
  2. 課金人数を数える:在職中・休職中、内定・退職済みを区分し、有料プランの月額を試算します。
  3. 30日間試す:通常月に加え、残業、欠勤、賞与、入退社など例外ケースをテストします。
  4. 従業員情報を整える:社員番号、雇用形態、扶養、税区分、社会保険、口座を最新化します。
  5. 給与規定を設定する:月給・日給・時給、手当、控除、締日、支給日を登録します。
  6. 勤怠を連携する:APIまたはCSVの項目対応を確認し、集計結果を突合します。
  7. 並行計算する:旧システムと同じ月を計算し、従業員ごとの差額理由を確認します。
  8. 明細・振込をテストする:従業員側の閲覧、FBデータ、承認手順を支給日前に確認します。
  9. 有料化を判断する:30日終了前に、必要機能と保存要件を満たすプランを選びます。

導入前チェックリスト

  • 無料プランの5名制限とデータ保証30日を理解したか
  • 給与規定グループを雇用形態・締日ごとに整理したか
  • 課税/非課税、固定/変動の手当区分を確認したか
  • 社会保険の標準報酬月額、扶養、住民税が最新か
  • 勤怠項目と給与項目の対応表を作成したか
  • FBデータの銀行形式と送信締切を確認したか
  • Web明細の電子交付同意と退職後の閲覧を決めたか
  • 管理者権限と操作履歴の確認担当者を決めたか
  • 無料体験終了日と有料申込判断日を登録したか

注意点

第一に、「1名400円」だけを見て契約しないことです。5名未満でも最低月額2,000円が適用されます。勤怠や労務HRを併用する場合は、単品合計とパック料金を比較してください。

第二に、30日のお試しと無料プランは同じではありません。試用中に使えたAPI連携、年末調整、チャット、メール送信は無料移行後に利用できなくなります。本運用で必要な機能を試用中に一覧化します。

第三に、無料プランのデータ保証は直近30日間です。法令上必要な帳簿・帳票の保存をサービス任せにせず、定期的にエクスポートして自社の保管ルールに従って管理してください。

第四に、APIやCSV連携後も確認工程は残ります。締め後の勤怠修正、休職・退職の状態変更、口座変更などを誰がいつ反映するか決めておかないと、給与確定直前に差額が発生します。

人数単価と最低料金で、12か月の総額を出す

この製品の料金は、在職・休職中1名あたり月400円(税抜)で、最低月2,000円(税抜)という下限が置かれています。単価が明示されているぶん総額は計算しやすい一方、下限があるため少人数では1人あたりの実質単価が上がります。以下は公表条件から編集部が計算した数値です。

対象人数 月額(400円×人数) 実際の請求額 年額 1人あたりの実質月額
3名 1,200円 2,000円(最低料金) 24,000円 約667円
5名 2,000円 2,000円 24,000円 400円
10名 4,000円 4,000円 48,000円 400円
30名 12,000円 12,000円 144,000円 400円
50名 20,000円 20,000円 240,000円 400円

分岐点は5名です。5名を超えれば単価どおりの400円で積み上がり、5名未満では最低料金の2,000円で止まります。3名の会社が1名増やしても請求額は変わらないため、少人数の事業者にとっては「増員しても当面は費用が動かない」区間があることになります。

人数の数え方には注意が必要です。課金の対象は在職・休職中の従業員であり、休職者も含まれます。長期の休職者がいる会社では、実際に給与計算を行う人数と課金される人数がずれます。見積もりの前に、在職・休職の区分で名簿を数えてください。

また、30日の無料期間が終わったあとの無料プランには、人数・機能・データ保証に制限があります。無料プランへ移って運用を続ける計画は立てず、有料での年額を前提に判断してください。

30日の無料期間に何を通すかを、先に決めておく

無料で試せるのは30日間です。給与計算は月次の業務なので、この期間で通せる締めは1回だけになります。1回で確かめるべきことを絞り込まないと、期間が終わってから足りない項目が出てきます。

優先すべきは、旧システムの確定結果と並べて差額が出るかどうかの確認です。機能の一覧を眺める作業や、画面の使い勝手の評価は、契約後でも取り返せます。一方、自社の給与規定グループでの計算結果が合うかどうかは、契約前に確かめておかないと、切替後の最初の締めで手戻りになります。

30日が終わったあとの無料プランには、人数・機能・データ保証に制限があります。検証を続けるために無料プランへ移る計画は立てないでください。試用のあいだに作ったデータをそのまま本番で使う想定なら、有料へ移行する日を期間内に決めておく必要があります。

実務的な進め方としては、初日に給与規定グループと従業員の登録を済ませ、1週目で通常の給与計算を通し、2週目で勤怠連携とWeb明細、3週目で例外処理、4週目で振込データの出力と権限の設定を確認する順番が組みやすくなります。年末調整まで確認したい場合は、契約プランにその機能が含まれるかを初日に確かめてください。

向いている企業・向いていない企業

向いている企業 慎重に検討したい企業
ジョブカン勤怠管理や労務HRを利用している 1~4名で最低料金を割高に感じる
給与から年末調整までクラウド化したい 無料プランだけで長期データ保存したい
CSV・FBデータで転記を減らしたい 独自計算式が多く標準設定に収まらない
従業員マイページで明細を配信したい 特定の他社勤怠とのAPI連携が必須

よくある質問

無料で何日試せますか

お試しプランは30日間です。従業員数無制限でAPI連携とサポートを含む機能を確認できます。

有料プランの最低料金はいくらですか

税抜月2,000円です。1名400円で計算した金額が2,000円未満でも最低料金が適用されます。

試用後に自動課金されますか

公式ヘルプでは、有料申込がなければ無料プランへ自動移行すると案内されています。ただし契約画面の最新条件を確認してください。

無料プランで年末調整できますか

できません。API連携、年末調整、チャット、メール送信などが制限され、登録できる従業員は5名までです。

公式情報

料金・機能・制限は2026年9月2日に公式情報を確認した内容です。申込前に公式サイトと契約画面で最新条件を確認してください。

ジョブカン給与計算の仕様サマリー

項目 確認内容
提供会社 株式会社DONUTS
料金 有料は在職・休職中1名あたり月400円(税抜)、最低月2,000円(税抜)
試用 30日無料。終了後の無料プランは人数・機能・データ保証に制限
強み 勤怠連携、Web明細、年末調整を人数単価で検討しやすい
制限 最低料金、無料プラン5名、API・年末調整等の制限を確認

他の給与計算ソフトと比べた強み・弱み

  • 強み:勤怠連携、Web明細、年末調整を人数単価で検討しやすい
  • 比較上の位置:少人数から人数単価を明確に試したい企業向け
  • 弱み・確認事項:最低料金、無料プラン5名、API・年末調整等の制限を確認

比較の基準になるのは、在職・休職中1名あたり月400円(税抜)という単価と、最低月2,000円(税抜)という下限です。人数が5名を下回っても請求は下限で止まるため、少人数では1人あたりの実質単価が上がります。

本番前の並行計算テスト

30日間の無料期間中に並行計算を通します。終了後の無料プランには人数・機能・データ保証の制限があるため、検証を無料プランへ持ち越す計画は立てないでください。

ジョブカン給与計算へ切り替える前に、次の6つの例外を旧システムの確定結果と突き合わせます。通常の月には現れないため、30日の無料期間中に自分で作って通す必要があります。

例外 ジョブカン給与計算で確認すること あわせて見る点
正社員とパートで締日が異なる 給与規定グループを締日ごとに分け、30日の無料期間中に両方を通す 在職・休職中の人数で課金されるため、対象者の数え方も確認
固定手当と変動手当が混在する 固定分の登録と、勤怠API・CSVから来る変動分を分けて検証 連携の方式によって取り込みの単位が変わる
入退社が支給期間の途中に発生する 入社・退職月の日割りと、休職者の扱いを確認 休職中も課金対象に含まれる点を人数の見積もりに入れる
遡及改定と差額支給がある 過去月の修正手順と、Web明細への反映を確認 明細を再配布する場合の従業員側の見え方も見る
賞与と社会保険届を同時に処理する 賞与計算とFBデータ出力を同じ月に通す 振込データの形式が銀行側で通るかを実データで確認
年末調整を従業員入力で集める 年末調整の機能が契約プランに含まれるかを先に確認する 無料プランでは年末調整に制限があるため試用中に検証

合格の線引きは、機能があるかではなく、担当者が締日までに同じ結果へたどり着けるかに置きます。差が出たら、設定値・対象期間・端数処理・連携元の順に確かめ、原因と修正した人を控えます。

権限・個人情報・操作履歴の設計

権限・操作履歴・セキュリティは機能として用意されています。計算担当、承認者、閲覧専用、外部の専門家を分けたうえで、退職者のアカウントを止める時期と、操作履歴を確認する頻度を決めます。

連携を確認する方法

連携は勤怠管理とのAPI・CSVの両方を試します。同シリーズの勤怠を使う場合でも、給与規定グループの分け方によって取り込みの単位が変わるため、自社の区分で確認してください。

解約・乗り換え前に持ち出すデータ

有料プランの契約条件と、無料プランへ戻ったときのデータの扱いを分けて確認します。無料プランにはデータ保証の制限があるため、保存が必要な帳票は有料期間のうちに出力してください。ジョブカン給与計算の契約期間、更新日、解約通知期限、最終請求、閲覧期限、削除時期は申込書・規約・管理画面で確認し、公開ページにない条件を推測しません。

30日の無料期間に何を通すかを、先に決めておく

無料で試せるのは30日間です。給与計算は月次の業務なので、この期間で通せる締めは1回だけになります。1回で確かめるべきことを絞り込まないと、期間が終わってから足りない項目が出てきます。

優先すべきは、旧システムの確定結果と並べて差額が出るかどうかの確認です。機能の一覧を眺める作業や、画面の使い勝手の評価は、契約後でも取り返せます。一方、自社の給与規定グループでの計算結果が合うかどうかは、契約前に確かめておかないと、切替後の最初の締めで手戻りになります。

30日が終わったあとの無料プランには、人数・機能・データ保証に制限があります。検証を続けるために無料プランへ移る計画は立てないでください。試用のあいだに作ったデータをそのまま本番で使う想定なら、有料へ移行する日を期間内に決めておく必要があります。

実務的な進め方としては、初日に給与規定グループと従業員の登録を済ませ、1週目で通常の給与計算を通し、2週目で勤怠連携とWeb明細、3週目で例外処理、4週目で振込データの出力と権限の設定を確認する順番が組みやすくなります。年末調整まで確認したい場合は、契約プランにその機能が含まれるかを初日に確かめてください。

向いている企業・向いていない企業

向いている 慎重に比較する
少人数から人数単価を明確に試したい企業向け 最低料金、無料プラン5名、API・年末調整等の制限を確認ことを受け入れられない企業
並行計算と権限設計を実施できる 初期設定を検証せず即日全面切替したい
公式情報と契約書で総額を確認する 表示された最小料金だけで決めたい

導入可否の最終チェック

  1. 対象人数と雇用区分を確定する
  2. 支給控除と例外計算を一覧化する
  3. 公式見積へ全オプションを含める
  4. 旧システムと並行計算する
  5. 権限と承認を実機で試す
  6. 連携失敗と復旧を試す
  7. 契約・解約・出力条件を書面で残す

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