ベネフィット・ステーションの6プランと契約条件|月額1,000円〜・10名分の固定請求・会員規約の家族範囲【2026年】

ベネフィット・ステーション6プランの読み方、月額1,000円からと10名以下は10名分の固定請求と書かれたアイキャッチ画像

ベネフィット・ステーションの公式サイトには、料金の数字が1つしか出てきません。「従業員1名につき月額1,000円〜」です。ではプランの違いは何かというと、金額ではなく付帯サービスの組み合わせで、公式のプラン一覧は6プランを○と横線のマトリクスで示しています。契約条件の多くは、そのマトリクスの下に小さく並ぶ注記と、会員向けサイトに掲示された会員規約のほうに書かれています。この記事では、株式会社ベネフィット・ワンの法人向けページ、会社概要、パート・アルバイト割の案内、そして会員規約を2026年9月12日に読み、契約前に押さえる条件を条文単位で取り出しました。

この記事でわかること

  • 公式に出ている料金表示は従業員1名につき月額1,000円〜の1点だけ。プラン別の金額は公開されていない。
  • プラン一覧の注記に「契約期間は1年間の自動更新」「10名以下は10名分の固定請求」と明記されている。
  • 6プランの違いはNetflix・健康支援・教育研修支援・利用促進の4つの有無。福利厚生支援は全プランに付く。
  • 会員規約 第4条は、使える人を本人・配偶者と、各々の二親等以内の親族と定めている。配偶者には事実婚と同性パートナーを含む。
  • 会員規約 第8条により、会社の契約が終われば従業員の資格も同日で終わり、申込済みのサービスも受けられない

ベネフィット・ステーションとは——1契約で140万件以上の優待を用意する

ベネフィット・ステーションは、株式会社ベネフィット・ワンが提供する総合型の福利厚生サービスです。会社や団体が法人会員として契約し、その役職員が個人会員としてサービスを使います。公式ページは、グルメ・レジャー・ショッピングに加えて、学習、育児、介護などを含む140万件以上の優待を利用できると案内しています。

規模について、公式ページは導入企業法人が約21,700団体、会員数が約1,350万人と記載しています。いずれも2026年4月時点の概数で、会員数は福利厚生・CRM・パーソナルの合計であると注記されています。つまり、福利厚生サービスの会員数だけを示した数字ではありません。他社の会員数と単純に並べると、集計範囲の違いで比較にならない点に注意してください。

もうひとつ、このサービスを他社と分ける独自要素がNetflixです。公式ページは、Netflixを福利厚生として利用できるのはベネフィット・ワンだけだと説明しています。対象プランで使えるのはNetflix広告つきスタンダードプランであると注記に明記されています。福利厚生の「地域格差」を埋める手段として動画配信を置いている点が、施設優待中心の他社との設計上の違いです。

提供会社は株式会社ベネフィット・ワン(2026年3月末現在)

契約主体の情報は公式の会社概要ページにあります。ロゴには第一生命グループであることが併記されています。

表1:株式会社ベネフィット・ワンの会社概要(公式「会社概要」ページ、2026年9月12日確認)
項目 公式ページの記載
社名 株式会社ベネフィット・ワン(Benefit One Inc.)/法人番号 8011001045281
設立年月日 1996年3月15日
資本金 15億27百万円(2026年3月末現在)
従業員数 単体1,434名(226名)。括弧内は契約社員・嘱託・アルバイトの就業人員数を外数で記載(2026年3月末現在)
事業内容 福利厚生事業/ヘルスケア事業/インセンティブ事業/購買・精算代行事業/CRM事業/パーソナル事業
本社 東京都新宿区西新宿三丁目7番1号 新宿パークタワー37階
拠点 大阪・名古屋・札幌・仙台・広島・福岡のほか、松山/長野/高知/新潟のBPOセンターと愛媛・高知の各ベース
海外 BENEFIT ONE INTERNATIONAL PTE. LTD.(2013年10月設立、資本金5.5百万シンガポールドル)

拠点一覧を見ると、営業拠点のほかに愛媛県の松山BPOセンターと、愛南・八幡浜・久万高原・内子・上島といった小規模拠点、さらに長野・高知・新潟のBPOセンターが並びます。福利厚生の事務処理を自社の運営拠点で受けている会社だと分かる情報です。問い合わせ対応や事務処理の委託先が国内のどこにあるかを社内規程で確認する会社は、この一覧が確認材料になります。

公開されている料金——「月額1,000円〜」が指しているもの

公式のプラン一覧に表示されている料金は「従業員1名につき月額1,000円〜」の1行です。この表示について、押さえておくべきことが3つあります。

第一に、下限だけの表示です。6つのプランそれぞれの金額は公開されていません。したがって、どのプランが1,000円なのか、上位プランがいくらなのかは、この表示からは分かりません。第二に、税の扱いがプラン一覧の表示からは読み取れません。社内資料に転記するときは、見積で税区分を確定させてから記載してください。第三に、この単価に初期費用が含まれるかどうかも公開されていません。

比較の実務では、「下限表示のあるサービス」と「金額を一切出していないサービス」を同じ扱いにしないことが大事です。下限表示は、予算感が桁違いでないことを確認する役には立ちますが、候補の順位付けには使えません。単価だけを並べた比較表を稟議へ載せると、プランの中身が違うもの同士を比べたことになります。

6プランの中身は、付帯サービスの組み合わせで決まる

公式のプラン一覧は、6プランを縦軸5項目のマトリクスで示しています。実際の表示は次のとおりです。

ベネフィット・ステーションの公式プラン一覧の画面。Netflixホワイト得々プランから得々プランまで6プランについて、福利厚生支援・給トク払い・Netflix・健康支援・教育研修支援・利用促進の付帯有無が丸と横線で示されている
出典:株式会社ベネフィット・ワン「ベネフィット・ステーション」プラン一覧(2026年9月12日取得)。丸は付帯あり、横線は付帯なしを示す。
表2:6プランの付帯サービス(公式プラン一覧の表示を書き起こし、2026年9月12日確認)
付帯サービス Netflixホワイト得々 Netflix得々 Netflixホワイト Netflix 学トク 得々
福利厚生支援 あり あり あり あり あり あり
給トク払い いずれのプランでも無料で付帯できると表示
Netflix あり あり あり あり なし なし
健康支援 あり なし あり なし あり あり
教育・研修支援 なし なし なし なし あり なし
利用促進 あり あり なし なし あり あり

この表から読み取れる設計思想は単純です。福利厚生支援は全プラン共通の土台で、その上にNetflix、健康支援、教育・研修支援、利用促進の4つを載せ替えています。教育・研修支援が付くのは学トクプランだけなので、eラーニングを制度の柱にしたい会社は、事実上この1プランを軸に検討することになります。逆にNetflixと教育・研修支援の両方が必要な場合、公開されている6プランの組み合わせには該当がありません。

「ホワイト」が付くプランに健康支援があり、付かないプランにない、という対応も見て取れます。健康経営優良法人の認定取得を視野に入れている会社は、ここが選択の分岐点になります。ただし付帯される健康支援は『QOLism(ライト)』で、『QOLism(フル機能)』へのアップグレードは別途契約が必要で利用料金が発生すると注記に明記されています。「健康支援が付いている」ことと「必要な健康管理機能が全部使える」ことを同じに扱わないでください。

注記に書かれた条件——自動更新・10名分の固定請求・Netflixの版

プラン一覧の下には6つの注記があります。契約条件として実務に効くのは、そのうち次の4つです。

表3:プラン一覧の注記のうち契約条件に関わるもの(2026年9月12日確認)
注記 記載内容 実務上の意味
※1 契約期間は1年間の自動更新。10名以下の企業は10名分の固定請求 更新を止める通知期限の確認が必要。9名の会社でも10名分を払う
※2 給トク払いの利用には、ベネフィット・ステーション(福利厚生サービス)への加入が必要 決済サービスだけの単独導入はできない
※3 Netflix系4プランで使えるのはNetflix広告つきスタンダードプラン 従業員への案内で「Netflixが見放題」とだけ書くと版の違いで問い合わせが出る
※4 健康支援は『QOLism(ライト)』が付帯。フル機能へのアップグレードは別途契約・別料金 健康管理の要件定義を先に済ませないと、後から追加費用になる

10名分の固定請求は、少人数の会社の予算に直接効きます。実人数5名なら、1人あたりの実質負担は表示単価の2倍です。ただし、11名以上になればこの条件からは外れます。10名前後で増員を予定している会社は、開始時期を人数の節目に合わせるだけで、初年度の1人あたり負担が変わります。

注記※6には、月額オプション「ベネワンライフプラス powered by Leafea」の提供開始が2026年12月1日を予定しており、予告なくスケジュールが変更となる可能性がある旨が書かれています。提供開始前の機能を導入効果として稟議に載せると、開始が動いたときに説明できません。現在使える機能と、将来提供予定の機能は行を分けてください。

給トク払いは料金表の外側にある——給与天引き決済で効く割引

給トク払いは、給与天引きによる決済を行うことで、通常のベネフィット・ステーションよりさらに割引された価格で優待を使える仕組みです。公式ページは導入費用0円とし、いずれのプランでも無料で付帯できると表示しています。ただし前述のとおり、福利厚生サービスへの加入が前提です。

表4:給トク払いで示されている割引例(公式ページ、2026年9月12日確認)
対象 表示価格 割引率
デジタルクーポンコード 10,000円分 → 9,750円 2.5%OFF
デジタルクーポンコードでQuoカードPay 10,000円分 → 9,640円 3.6%OFF

割引率は数%です。単発の買い物では小さく見えますが、日常的に使う対象で毎月続けば年間では意味のある金額になります。一方で、給与天引きという仕組みを入れるには、給与計算側の項目追加と、控除の上限・回収不能時の扱いを労務側で決める必要があります。人事の制度導入というより、給与計算の実務変更として扱ってください。

公式の「選ばれる理由」ページでは、コンビニや大手飲食チェーン、大手通販サービスで使えるデジタルギフト券が割引で購入できるとし、その利用には給トク払いサービスの導入が必要だと注記しています。つまり、日常利用の優待を目当てに検討している場合、給トク払いをセットで導入する前提になります。「福利厚生サービスに入ればコンビニが安くなる」という理解だけで社内へ説明すると、導入後に条件が合いません。

利用促進ポイント(ベネポ)と、公表されている利用率の読み方

得々プランでは、毎年ログイン時に5,000ポイント(ベネポ)が付与され、1ポイント=1円としてデジタルチケットや商品の購入に使えると案内されています。他サービスのポイントとも交換できるとされています。初回ログインの動機付けを、会社の周知ではなくサービス側の仕組みで作る設計です。

あわせて公式ページは、利用率85%(Netflixプランの場合)、5,000ポイント付きプランで利用率が平均3倍(Netflix無しプランの場合で比較)といった数字を挙げています。「選ばれる理由」ページには、利用率85%・導入企業担当者の満足度98%という数字に「当社調べ、2025年8月に実施したアンケート調査による」という但し書きが付いています。

この種の数字は、自社の目標値としてそのまま置き換えないでください。分母の定義(対象従業員数か、登録会員数か)、利用の定義(ログインか、実際の購入か)、調査対象の選び方が公開されていません。自社で追う指標は、契約時に「何を分母にして、何を利用と数えるか」を決め、初年度の実績を基準にして翌年と比べるほうが説明できます。提供会社の平均値との差を成果指標にすると、会社規模も勤務形態も違うまま比較することになります。

パート・アルバイト割——就労時間と正社員比率で決まる

公式には「パート・アルバイト割」という仕組みがあります。パート・アルバイトの平均就労時間と正社員比率に応じて、福利厚生サービスを割引価格で提供するというものです。公開されている例は、正社員100人・パート/アルバイト200人(平均就業時間4時間)の場合に最大50%割引というものですが、詳細は問い合わせと案内されています。

この仕組みが効くのは、非正規比率が高い小売・飲食・物流・介護などの業種です。全従業員を対象にすると単価×人数がそのまま増えるため、対象を正社員に絞る判断をしがちですが、雇用形態で福利厚生の適用を分けることは、短時間・有期雇用労働者の待遇差の説明という別の論点に直結します。割引制度があるかどうかは、対象範囲を広げられるかの実務的な分かれ目になります。

ただし「最大50%」は条件付きの上限です。自社の平均就労時間と正社員比率を出したうえで、実際に何%になるかを見積で確認してください。例示された前提(正社員100人・パート200人・平均4時間)と自社の構成が離れているほど、割引率は変わります。

家族はどこまで使えるか——会員規約 第4条

家族利用の範囲は、サービス紹介ページではなく会員規約に書かれています。ベネフィット・ステーション(個人)会員規約 第4条1項は、サービスを受けられる者を、原則として個人会員本人、その配偶者、および各々の二親等以内の親族と定めています。

会員規約第4条が定める利用対象者の範囲を示した図。本人と配偶者を起点に、それぞれの二親等以内の親族まで利用できることと、第三者への利用禁止、補助金支払時の関係性確認を並べている
出典:株式会社ベネフィット・ワン「ベネフィット・ステーション(個人)会員規約」第4条(2023年11月1日改定、2026年9月12日確認)。

条文が丁寧なのは配偶者の定義です。婚姻の届出をしていないが事実上の婚姻関係にある相手方に加え、戸籍上の性別が同一で婚姻関係と異ならない程度の実質を備える相手方を含むと明記されています。社内の福利厚生規程で家族の範囲を定義している会社は、規程側の定義とこの条文を突き合わせておくと、社員からの問い合わせに一貫した回答ができます。

一方で、条文には同居・別居の区別が書かれていません。この点はサービスによって扱いが違います。たとえばSAISON Fukuricoの利用規約 第7条は、利用できる範囲を会員本人のほか「その同居の親族(2親等以内に限る)」と定めており、同居を条件にしています。同じ「二親等」でも、同居要件の有無で実際に使える人数が変わります。

もうひとつ、第4条4項に実務的な条件があります。補助金等の支払いに関連して、本人と配偶者等の関係性を確認するための書類提出を求めることができ、提出されず関係性が確認できない場合は支払いを保留できるとされています。家族分の補助を制度の中心に据える会社は、この確認手続きを社内案内に組み込んでおかないと、申請後に止まります。

退職・契約終了で止まるもの——会員規約 第8条

解約や乗り換えの工程を組むときに、最初に読むべき条文が第8条です。

会員規約第8条にもとづく資格喪失の流れを示した図。法人会員の退会から個人会員の資格喪失、申込済みサービスも受けられない状態までを3段階で並べている
出典:株式会社ベネフィット・ワン「ベネフィット・ステーション(個人)会員規約」第2条・第8条・第9条(2023年11月1日改定、2026年9月12日確認)。

第8条1項は、法人会員が退会その他の事由で会員資格を喪失した場合、個人会員は法人会員の会員資格喪失日付で資格を喪失すると定めています。そして3項は、法人会員と当社とが別途合意した場合を除き、資格を喪失した日以降は、喪失日の前に申込みを行ったサービスを含めて一切受けることができないとしています。

この「申込済みも含めて」という部分が、乗り換え時の実務を決めます。契約終了日の翌日から使えなくなるだけでなく、終了日前に予約した宿泊やチケットも、別途合意がなければ無効になります。したがって社員への告知は、契約終了日ではなく「新規の申込みを止める日」を先に決めて出す必要があります。逆に言えば、終了日をまたぐ予約を有効にしたい場合は、その旨を提供会社と合意しておく必要があります。

あわせて第2条2項は、個人会員の資格の取得・喪失を、法人会員が随時当社に届け出ることにより行うと定めています。入社・退職の反映は会社側の届け出が起点です。届け出が遅れれば、退職者のIDが残り、請求人数と人事名簿がずれます。第9条6項は、資格喪失後の個人情報を、原則としてサービス内容に応じて法人会員との契約または協議により消去または廃棄すると定めています。削除の条件が契約側に委ねられているため、データの扱いを気にする会社は契約書で明示させてください。

第10条1項には、提携事業者との提携条件の変更や提携解消等により、個人会員への事前の告知を行うことなくサービス内容を変更(サービスの終了を含む)できると定められています。特定の優待メニューを目当てに導入を決めると、その提携が終わったときに社内で説明が必要になります。制度の説明は「特定の店で安くなる」ではなく「どの分野をどう支援するか」の粒度で書いておくほうが、運用が安定します。

会社側の手続き——法人入会の工程と実績レポート

公式の「選ばれる理由」ページは、導入の流れを2ステップで示しています。ステップ1の法人入会手続きに含まれるのは、WEB入会申し込み、法人規約の同意、支払い方法登録、社員名簿登録、給トク払い設定の5つです。ステップ2がサービス開始の周知です。

運用面では、説明動画など従業員へ告知するためのツールを無料で提供するとしています。また、実績レポートを管理画面からダウンロードでき、利用傾向などのデータを確認できると案内しています。社内で年次の継続判断をする際に、提供会社へ依頼せず自分で出せるかどうかは、報告の回転速度に効きます。

家族の使い方にも仕組みがあります。マイページから家族を招待し、家族のメールアドレスでアカウント登録ができると説明されています。会員証を家族と共有する運用ではなく、家族ごとにアカウントを持てる形です。この方式なら、誰が使ったかを世帯単位でまとめずに済みますが、会社側が取得できる集計の粒度と個人情報の範囲は、導入前に確認してください。

他社と比較した強み・弱み

強み・弱みの要約

  • 強み:会員規約が公開されており、家族範囲・資格喪失・個人情報の扱いを条文単位で確認できる。
  • 強み:Netflix、eラーニング約2,000タイトル、健康支援を1つの契約の中で組み替えられる。
  • 強み:パート・アルバイト割があり、非正規比率の高い会社でも対象を広げやすい。
  • 弱み:プラン別の金額が公開されておらず、公開情報だけでは候補の順位付けができない。
  • 弱み:10名以下は10名分の固定請求で、少人数の会社では1人あたりの実質負担が上がる。
  • 弱み:Netflixと教育・研修支援の両方が必要な場合、公開された6プランには該当の組み合わせがない。

比較軸として意味があるのは、契約の終わり方がどこまで公開されているかです。福利厚生は導入時より解約時のほうが調整項目が多く、公開された条文があるかどうかで社内の法務確認にかかる時間が変わります。次の表は、その1点だけで5社を並べたものです。

表5:契約期間と終わり方の条件が、公開情報でどこまで読めるか(各社公式ページ、2026年9月12日確認)
サービス 契約期間の記載 解約・資格喪失の条文 公開情報で残る不明点
ベネフィット・ステーション プラン一覧の注記に「1年間の自動更新」 会員規約 第8条に個人会員の資格喪失を規定 法人側の更新停止の通知期限が読めない
WELBOX 公開ページに記載を確認できなかった 公開ページに条文を確認できなかった 契約期間・通知期限・返金条件のすべて
福利厚生倶楽部 公開ページに記載を確認できなかった 公開ページに条文を確認できなかった 契約期間・通知期限・返金条件のすべて
ライフサポート倶楽部 料金プランの注記に「1年ごとの更新」 公開ページに条文を確認できなかった 通知期限と中途解約の可否
SAISON Fukurico 利用規約 第19条にプラン別の契約期間を規定 第20条に中途解約(解約希望月の2か月前の月の5日まで)、第21条に違約金を規定 別紙以外の個別条件

この表で上位に見えるかどうかは、サービスの良し悪しではありません。公開された条文があれば法務確認を先に進められるという、社内手続き上の差です。記載がないサービスでも、契約書と規約は必ず提示されます。公開されていない項目は、見積依頼の段階で書面回答を求める項目として扱ってください。

向く会社・向かない会社

非正規比率が高く、全従業員を対象にしたい会社

パート・アルバイト割があるため、雇用形態で対象を切らずに制度を設計しやすい。割引率は自社の構成で見積を取る。

拠点が分散し、地域格差が課題の会社

Netflixや全国チェーンの優待は、勤務地にかかわらず同じ条件で使える。地方拠点の社員に説明しやすい。

eラーニングを制度の柱にしたい会社

教育・研修支援が付くのは学トクプラン。約2,000タイトルの講座を福利厚生の枠で提供できる。

従業員10名以下の会社

10名分の固定請求により、実人数が少ないほど1人あたりの負担が重い。最低請求人数の条件が違う他社と実額で比べる。

プラン別の金額で先に絞り込みたい会社

公開されているのは下限表示だけ。問い合わせをせずに候補を3社へ絞る進め方には向かない。

特定の優待メニューを目的に導入したい会社

会員規約 第10条1項により、提携条件の変更で事前告知なくサービス内容が変わりうる。個別メニュー依存の説明は避ける。

見積前に確認する項目

公開情報で埋まらない部分を、そのまま質問票にしたものが次のリストです。回答が「担当に確認」で止まった項目は、書面で回収するまで未確定として扱ってください。

  • プラン別の月額6プランそれぞれの金額と、税区分。下限表示との差がどこで生じるか。
  • 更新停止の通知期限1年間の自動更新を止めるには、いつまでに、どの方法で通知するか。
  • 初期費用の有無初期費用・設定費用があるか。あるなら何が含まれるか。
  • 10名分の固定請求の判定時点契約時点の人数か、毎月の実人数か。期中に11名になったときの扱い。
  • パート・アルバイト割の実際の割引率自社の平均就労時間と正社員比率での試算。
  • 健康支援のアップグレード費用『QOLism(フル機能)』にした場合の追加契約と料金。
  • 終了日をまたぐ予約の扱い会員規約 第8条3項の「別途合意」を取れるか、取る場合の手続き。
  • 個人情報の削除時期第9条6項の「契約または協議」を、契約書でどう定めるか。

よくある質問

プランはあとから変更できますか。

変更の可否と時期について、公開ページに記載を確認できませんでした。契約期間が1年間の自動更新であることから、更新のタイミングが判断の区切りになる可能性があります。年度途中の変更が必要になりそうな場合は、契約前に条件を確認してください。

Netflixは家族も見られますか。

公開ページには、Netflixを従業員も家族も嬉しいサービスとして紹介する記載があります。ただし、アカウントの共有範囲はNetflix側の利用条件にも関わるため、社内案内に書く前に、どの範囲での視聴が認められるかを提供会社へ確認してください。使えるのは広告つきスタンダードプランであることも案内に含めます。

カフェテリアプランとどちらを選ぶべきですか。

公式ページは、カフェテリアプランを従業員数1,000名以上の企業におすすめとしています。住宅補助や財形補助といった既存の社内制度を外部化し、申請事務を減らしたい場合はカフェテリアプラン、まず優待の器を用意したい場合はベネフィット・ステーションという切り分けになります。両方を組み合わせる形も案内されています。

会員数約1,350万人は福利厚生の会員数ですか。

違います。公式ページの注記に、福利厚生・CRM・パーソナルの合計会員数であると明記されています。福利厚生サービス単独の会員数ではないため、他社の会員数と並べるときは集計範囲をそろえてください。

従業員が退職したら、いつ使えなくなりますか。

会員規約 第2条2項により、個人会員の資格喪失は法人会員(会社)が届け出ることで行われます。したがって、退職日そのものではなく、会社が届け出た内容に従って処理されます。退職手続きの中に届け出のタイミングを組み込んでおいてください。

給トク払いだけを導入できますか。

できません。プラン一覧の注記※2に、給トク払いの利用にはベネフィット・ステーション(福利厚生サービス)への加入が必要と明記されています。

この記事の調べ方と出典

料金表示、プラン構成、注記、会社情報、パート・アルバイト割の内容は、2026年9月12日に株式会社ベネフィット・ワンの公式サイトを表示して確認しました。家族範囲と資格喪失の記述は、会員向けサイトに掲示されているベネフィット・ステーション(個人)会員規約(2023年11月1日改定)の条文によります。利用率、満足度、離職率の改善事例は提供会社の公表値および同社の調査であり、BIZEEが検証した数字ではありません。公開ページに記載が見つからなかった項目は、推定せず「確認できなかった」と書いています。なお、以前から広く参照されてきた案内ページのURL(pr.benefit-one.co.jp/bs/)は、2026年9月12日時点でcorp.benefit-one.co.jp/service/bs/へ転送される設定になっていました。古い記事のリンクを踏襲する際は転送先を確認してください。

掲載基準、5社の横断比較、選び方の手順は福利厚生サービス比較|現行5社の料金・家族範囲・運用と解約にまとめています。公開単価から年間総額を組み立てる考え方はWELBOXの料金と契約条件で扱っており、最低請求人数の条件がどう金額に効くかを実人数別に試算しています。健康支援まで含めて制度を設計する場合は、健康管理システムの比較記事もあわせて確認してください。

会員規約 第8条の資格喪失を工程表へ落とすと、社員への告知は契約終了日ではなく新規申込みを止める日から出すことになります。その組み立ては福利厚生サービスの解約と乗り換えで扱いました。プラン別の金額が非公開であることを前提に見積を取る手順は相見積もりを同じ条件でそろえる、契約後の名簿登録と周知の設計は導入と利用促進の運用設計にあります。人数条件の考え方が対照的なのはWELBOXの料金と契約条件です。

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