トビラフォン Cloud は、トビラシステムズ株式会社が提供するクラウドPBXです。基本セットに外線番号・内線番号・同時通話・通話録音がまとめて含まれ、足りない分だけ1単位ずつ単価で買い足していく構成になっています。この記事は、公式の料金ページ・機能紹介ページ・会社概要に掲示されている値だけを使って、基本セットの中身、拡張の単価、通話料、SMSの課金方法を整理したものです。基本セットの考え方が他社とどう違うかはクラウドPBX比較5選で並べています。
基本セットは初期30,000円・月額3,000円+通話料(税抜)。この中に050番号1つ、ユーザー(内線番号)2つ、同時通話2回線、電話帳2,500件、拒否電話番号2,500件、通話録音 約100時間が含まれます。
拡張は1単位ずつの単価です。ユーザー1,000円、同時通話1回線500円、050番号500円、通話録音100時間2,000円(いずれも月額・税抜)。プランの段を跨がずに必要な分だけ足せます。
市外局番の番号を使うには0ABJ拡張(初期10,000円・月額1,000円/1番号)が必要です。公式は「既存の回線契約料は不要になります」と注記しています。
外線番号を減らす場合は外線番号減少手数料5,000円/申請毎がかかります。増やす単価だけでなく、減らすときの費用も公開されているサービスです。
提供会社と受付状況
提供会社はトビラシステムズ株式会社です。公式の会社概要によれば、設立年月日は2006年12月1日(創業2004年4月1日)、代表取締役社長は明田篤、資本金は3億3,896万円(2026年7月末時点)、従業員数は153名(うち技術部71名、約46%。情報処理安全確保支援士6名)です。名古屋オフィスと東京オフィスの2拠点で、東京は港区虎ノ門1-2-8 虎ノ門琴平タワー16F、名古屋は中区新栄町一丁目1番地 明治安田生命名古屋ビル15Fです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 社名 | トビラシステムズ株式会社 |
| 代表者 | 代表取締役社長 明田 篤 |
| 設立年月日 | 2006年12月1日(創業 2004年4月1日) |
| 資本金 | 3億3,896万円(2026年7月末時点) |
| 従業員数 | 153名(うち技術部71名・約46%、情報処理安全確保支援士6名) |
| 所在地 | 東京オフィス(港区虎ノ門1-2-8 虎ノ門琴平タワー16F)、名古屋オフィス(名古屋市中区新栄町1-1 明治安田生命名古屋ビル15F) |
| 電気通信事業 | C-25-01701 |
| 取得認証 | プライバシーマーク 19001098号、健康経営優良法人2025(中小規模法人部門)、優良電話事業者認証マーク(ETOCマーク) |
| 主要加盟団体 | フィッシング対策協議会、日本ユニファイド通信事業者協会(JUSA)、日本サイバー犯罪対策センター(JC3) |
同社はクラウドPBXの前に「迷惑電話フィルタ」をモバイル用・固定電話用・ビジネス用として提供しており、会社情報ページのプロダクト一覧にもその3つが並んでいます。迷惑電話の判定を本業としてきた会社が電話システムを出しているという位置づけで、トビラフォン Cloud の機能にも迷惑電話フィルタと事業者名表示(同社が保有する500万件以上の法人電話データベースから事業者名を自動表示)が含まれます。
受付状況は、2026年9月27日時点で申込み、資料請求、無料トライアル、デモツアーの各導線があり、受付中です。問い合わせ窓口は050-3646-2079(平日10:00〜17:00、土日祝および同社休業日を除く)で、公式は「お問い合わせ窓口の回線もトビラフォン Cloudを利用しているため、通話品質も合わせてお試しいただけます」と記載しています。
基本セットに何が含まれているか
料金ページの最初に「基本セット料金 月額3,000円+通話料 初期費用30,000円」と示され、その下に含まれる内容が表で並んでいます。入口の金額だけでなく、その金額に何が入っているかが表で示されているのがこのサービスの読みやすい点です。
| 項目 | 基本セットに含まれる量 |
|---|---|
| 初期費用 | 30,000円 |
| 月額 | 3,000円+通話料 |
| 外線番号数 | 050番号×1番号 |
| ユーザー数(内線番号数) | 内線番号×2番号 |
| 同時通話(ch)数 | 2回線(ch) |
| 電話帳登録件数 | 2,500件 |
| 拒否電話番号登録件数 | 2,500件 |
| 通話録音時間 | 約100時間 |
公式は「通話のテキスト化を含んだほとんどの機能が基本セット内でご利用いただけます」と説明しています。通話録音が約100時間ぶん最初から入っている点は、録音を月額3,200円の追加オプションとして扱う MOT/TEL や、月額5,000円からの全通話録音を用意する BIZTEL とは設計が違います。
基本セット拡張料金

| 拡張する項目 | 単価 | 10名で使う場合の目安 |
|---|---|---|
| ユーザー数(内線番号数) | 1,000円/1番号 | 基本2に8を追加=8,000円 |
| 同時通話(ch)数 | 500円/1回線(ch) | 基本2に3を追加=1,500円(同時5本の場合) |
| 050番号数 | 500円/1番号 | 1番号のままなら0円 |
| PCクライアント拡張 | 500円/1ユーザー | PCでも使う人数ぶん |
| 通話録音時間追加 | 2,000円/100時間 | 約100時間を超える場合 |
| 電話帳登録件数追加 | 2,000円/2,500件 | 2,500件を超える場合 |
10名で使い、同時通話を5本、050番号1つ、録音は基本の約100時間のままという構成なら、基本セット3,000円+ユーザー追加8,000円+同時通話追加1,500円で、月額12,500円(税抜)という計算になります。この金額は当サイトが公開単価から積み上げたもので、公式が提示している構成例ではありません。単価が全部出ているため、自分の構成で計算できるのがこのサービスの特徴です。
市外局番とフリーダイヤルの拡張料金
| 種類 | 初期費用 | 月額費用 | 注記 |
|---|---|---|---|
| 0ABJ拡張(市外局番を使った電話番号) | 10,000円/1番号 | 1,000円/1番号 | 既存の回線契約料は不要になる |
| フリーダイヤル拡張 | 3,000円/1番号 | 3,000円/1番号 | 着信する050番号が別途必要 |
| 050番号の追加 | — | 500円/1番号 | — |
| 外線番号の減少 | 外線番号減少手数料 5,000円/申請毎 | 0ABJ・フリーダイヤル・基本セット拡張のいずれにも共通で注記 | |
0ABJ拡張には「既存の回線契約料は不要になります」という注記が付いています。市外局番の番号をそのまま使う場合でも、従来の回線契約を残さなくてよいという意味です。一方フリーダイヤル拡張には「着信する050番号が別途必要になります」とあり、フリーダイヤルだけでは完結しません。この構造は BIZTEL の0120/0800番号(着信先となる03番号が別途必要)と同じ考え方です。
外線番号減少手数料5,000円/申請毎は、0ABJ拡張・フリーダイヤル拡張・基本セット拡張の3か所すべてに注記されています。番号を減らすたびに手数料がかかるため、拠点やキャンペーンごとに番号を増減させる運用では回数が効きます。
通話料

| 区分 | 050番号での通話料 | 0ABJ番号での通話料 |
|---|---|---|
| 国内一般加入電話 | 7.5円/3分 | 7.5円/3分 |
| 国内携帯電話 | 16円/1分 | 16円/1分 |
| 内線通話・転送 | 無料 | 無料 |
| IP電話サービス | 7.5円/3分 | 7.5円/3分 |
| NTTドコモビジネスが提供するIP電話 | 無料 | — |
050番号と0ABJ番号で、発信の通話料は同じ単価です。市外局番の番号にしても通話料は上がりません。なお、2022年1月11日までに申し込んだ利用者は国内一般加入電話が8円/3分になると注記されています。
フリーダイヤルの着信通話料は、着信元によって単価が変わります。一般回線などの固定回線またはNTTドコモビジネスの050IP電話からは7.5円/3分、携帯電話・自動車電話・衛星船舶電話からは16円/1分、公衆電話からは27円/1分です。PHSからは着信不可と明記されています。
SMS送信料金は文字数で通数が変わる
SMS送信は従量課金制で、1通あたり10円(税抜)です。ここで注意が要るのは、1件の送信でも文字数によって複数通分として計算される点です。公式は課金表と具体例を示しています。
| 1件あたりの文字数 | 課金 | 料金(1通10円で計算) |
|---|---|---|
| 1文字〜70文字 | 1通分 | 10円 |
| 71文字〜132文字 | 2通分 | 20円 |
| 133文字〜198文字 | 3通分 | 30円 |
| 199文字〜264文字 | 4通分 | 40円 |
公式の例では「送信1件あたり200文字を配信した場合:4通分の配信として計算します」と示されています。送信件数だけで見積もると、文面が長いぶんだけ実際の請求が増えます。SMSは月次で請求されます。
AI機能の料金
| 機能 | 料金 | 注記 |
|---|---|---|
| AI自動テキスト化 | 無償付帯 | 基本セット内で利用できる |
| AI自動要約 | 5時間 500円 | 申込後、開始日から最大2か月無償提供(初月〜翌月末) |
| AI自動ラベリング | AI自動要約に無償付帯 | 単体での提供はなし |
通話の文字起こしが無償付帯という点は、5サービスの中では珍しい設計です。BIZTEL は音声認識連携を月額20,000円〜のオプションとし、さらに AmiVoice API のテキスト化従量課金(ログあり0.0275円/秒)が別にかかります。テキスト化そのものに追加料金がかからない構成は、通話内容を残す目的が主なら効いてきます。
AI自動ラベリングは、機能紹介ページによれば「通話終了後、AIによって通話内容を自動ラベリング。ラベリング時に指定されたメールアドレスへ通知し、見落としを防ぎます」という機能です。単体では提供されず、AI自動要約に付帯します。
基本セットで使える機能
機能紹介ページに並ぶ主な機能
電話機能
外線通話、内線通話、内線転送、自動外線転送、留守番電話、電話帳(共有・個人)、スケジュール設定、自動音声ガイダンス(IVR)、アナウンスファイル、コールキューイング、国際電話、SMS自動送信
便利機能
個人ステータス管理、規制番号、SMS送信、通話メモ、AIラベリング、スマート着信、FAX送受信(ファックスアダプタ)、迷惑電話フィルタ、事業者名表示
マネジメント機能
発着信履歴管理、自動通話録音、自動テキスト化、AI自動要約、ダッシュボード、CSVダウンロード、監視機能
外部連携
Salesforce、kintone。架電履歴やテキスト内容を自動記録し、電話帳情報の連携もできると説明されています。
IVRとコールキューイングが基本セットの機能として並んでいます。MOT/TEL ではIVRがスタンダード・ミドルでオプション(月額3,000円)、ナイセンクラウドではIVR(キューイング等を含む)が初期5,000円・月額5,000円のオプションです。同じ機能でも、基本料に含まれるか別料金かはサービスごとに違います。
スマート着信という機能も特徴的です。公式は「電話をかけてきた相手先の電話番号に対して、前回の通話で最後に対応を行った担当者を優先的に呼び出すことができます」と説明しています。事業者名表示は、同社が保有する500万件以上の法人電話データベースを使って発信元の事業者名を自動表示する機能です。
拒否電話番号2,500件という枠の意味
基本セットの内訳に「拒否電話番号登録件数 2,500件」という行があります。これは着信を規制する番号を登録しておける上限で、他の4サービスの料金ページには同じ項目がありませんでした。提供会社が迷惑電話フィルタを主力プロダクトとしてきた会社であることを踏まえると、この枠の大きさはサービスの性格をよく表しています。
機能紹介ページには、登録した番号の発着信を規制する「規制番号」、迷惑電話・営業電話を自動的にブロックする「迷惑電話フィルタ」、発信元の事業者名を自動表示する「事業者名表示」が並んでいます。かかってきた電話を選別することが、追加オプションではなく基本セットの中の機能として設計されています。
電話帳の登録件数も同じ2,500件です。どちらも2,500件ごとに月額2,000円(税抜)で追加できます。顧客数が多い事業では、この2つが同時に上限へ近づくため、拡張料金を2本立てで見込む必要があります。
5サービスの中での位置づけ
| サービス | 入口の月額 | 拡張の粒度 | 通話録音 | 減らすときの費用 |
|---|---|---|---|---|
| トビラフォン Cloud | 3,000円+通話料(税抜) | ユーザー1人・同時通話1回線から | 基本セットに約100時間を含む | 外線番号減少手数料5,000円/申請毎 |
| ナイセンクラウド | 2,000円〜(税抜) | 内線1台から | 自動録音(100時間)月2,000円 | 記載を確認できず |
| MOT/TEL | 5,980円〜(税抜) | プラン単位(枠で購入) | 月3,200円。最大外線通話数が半分になる | 記載を確認できず |
| Arcstar Smart PBX | 基本料5,500円+550円×ID数(税込) | ID1つ・チャネル10単位 | RING×LINK との接続が必要 | 記載を確認できず |
| BIZTEL ビジネスフォン | 21,000円〜(税抜) | プラン単位+番号/通話単位 | 全通話録音 月5,000円〜(300時間) | 日割りの利用料返還なし |
拡張の粒度が最も細かいのがトビラフォン Cloud です。ユーザー1人(1,000円)、同時通話1回線(500円)という単位で増やせるため、支払う金額と使う量のずれが小さくなります。一方で、規模が大きくなると項目ごとの積み上げが複雑になり、プラン1つで完結するサービスより見積もりの手数が増えます。
他商品と比べた強み・弱み
他商品と比べた強み
- 入口の金額に何が含まれるかが表で明示されている。外線番号1つ、ユーザー2つ、同時通話2回線、電話帳2,500件、拒否番号2,500件、通話録音約100時間。5サービスの中で、基本料の中身をここまで具体的に示しているのはこのサービスだけです。
- 拡張の粒度が細かい。ユーザー1人1,000円、同時通話1回線500円という単位で足せます。プランの段を跨ぐ必要がないため、規模の変化に金額が滑らかについてきます。
- 通話録音とAI自動テキスト化が追加料金なしで使える。録音は基本セットに約100時間、テキスト化は無償付帯です。BIZTEL の音声認識連携(月額20,000円〜+従量課金)や MOT/TEL の通話録音(月額3,200円)と比べ、入口で使える範囲が広い構成です。
- 通話料が050でも0ABJでも同単価。市外局番の番号にしても通話料が上がりません。単価が公開されているため、通話量が読めるなら総額の試算ができます。
- IVRとコールキューイングが基本機能。MOT/TEL やナイセンクラウドではオプション扱いの機能です。
- 減らすときの費用が公開されている。外線番号減少手数料5,000円/申請毎。増やす単価しか出ていないサービスが多いなかで、縮小時の条件が事前に分かります。
他商品と比べた弱み
- 基本セットの外線番号は050番号。市外局番の番号を使うには0ABJ拡張(初期10,000円・月額1,000円/1番号)が必要です。会社の代表番号として03や06を使う前提なら、入口の金額は3,000円ではありません。
- 規模が大きくなると計算が複雑になる。ユーザー数、同時通話数、番号数、録音時間、電話帳件数を別々に積み上げます。BIZTEL や MOT/TEL のようにプランで一括して決まる構成より、見積もりの項目が増えます。
- 外線番号を減らすたびに手数料がかかる。5,000円/申請毎です。番号の増減が多い運用では積み上がります。
- フリーダイヤルだけでは使えない。フリーダイヤル拡張には着信する050番号が別途必要です。月額も3,000円/1番号と、050番号(500円)や0ABJ番号(1,000円)より高い設定です。
- PHSからのフリーダイヤル着信ができない。公式が「着信不可」と明記しています。
- PCで使うには追加料金がかかる。PCクライアント拡張が月額500円/1ユーザーです。MOT/TEL がパソコン用ソフト0円としているのとは前提が違います。
向く利用者・向かない利用者
導入の向き・不向き
向いている
2〜20名程度で必要な分だけ細かく足したい/通話録音とテキスト化を追加料金なしで使いたい/IVRやコールキューイングが要る/迷惑電話・営業電話を減らしたい/SalesforceやkintoneとAPIで繋ぎたい
向いていない
月額3,000円のまま市外局番を使いたい/内線を数百に増やす前提/番号の増減が多い/PCでの利用に追加料金をかけたくない
判断を保留すべき
フリーダイヤルの利用。着信する050番号が別途必要で、携帯からの着信は16円/1分、公衆電話からは27円/1分です。着信元の構成で通話料が大きく変わります。
見積もりの組み方と、確認できなかったこと
トビラフォン Cloud の見積もりを組む順番
使う電話番号の種類を決める
050番号のままなら基本セットに1つ含まれます。市外局番が要るなら0ABJ拡張(初期10,000円・月額1,000円/1番号)を足します。
ユーザー数を数える
内線番号の数です。基本セットに2つ含まれ、3人目から1,000円/1番号を足します。
同時通話の本数を決める
基本セットに2回線。繁忙時間に同時に受けたい本数まで、1回線500円で足します。
PCで使う人数を数える
PCクライアント拡張が月額500円/1ユーザーです。スマートフォンだけなら不要です。
録音時間と電話帳件数を見積もる
基本セットは録音約100時間、電話帳2,500件。超える場合は100時間2,000円、2,500件2,000円で足します。
通話料とSMSを足す
固定へ7.5円/3分、携帯へ16円/1分。SMSは1通10円で、70文字を超えるごとに通数が増えます。
契約の条件は、料金ページではなくFAQのページに書かれています。「最低利用期間は設けておりません。解約通知後、最短翌月末での解約が可能です」と明記され、あわせて「トビラフォン Cloudで契約した市外局番番号などもNTTなどの他サービスに移行することも可能」とされています。
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 最低利用期間 | 設けていない |
| 解約 | 解約通知後、最短翌月末での解約が可能 |
| 解約後の番号 | 契約した市外局番番号などはNTTなどの他サービスへ移行することも可能 |
| 既存番号の引き継ぎ | 050番号は原則引き継げない。0120番号はそのまま利用可能。市外局番を含む番号は一部エリアを除きそのまま利用可能 |
| フリーダイヤル | 0120番号・0800番号は新規発番・既存番号の移設とも可能。最短15営業日 |
| ナビダイヤル | 0570番号は利用できない |
| 050番号・内線数・チャネルの追加 | 050番号であれば最短翌営業日に設定可能。管理画面の契約変更フォームから申請 |
| サポート | 専用窓口で専任担当が対応。メールと電話(平日10:00〜17:00)。導入直後のオンボーディングも可能 |
見落とされやすいのがナビダイヤル(0570番号)が利用できない点です。0120番号・0800番号は新規発番も既存番号の移設もできるのに対し、0570番号はFAQで「ご利用いただけません」と明記されています。現在0570番号で問い合わせを受けている場合、そのままの移行はできません。
一方で、2026年9月27日時点の公開ページからは、解約時に別途発生する費用の金額を確認できませんでした。また、料金ページには「従来のプランをご利用のお客様および一部の新規お申込みでは料金が異なります」という注記があり、この記事に載せた単価がすべての申込みに適用されるとは限りません。市外局番の番号を使う場合の通話料については、0ABJ番号での通話料として050番号と同じ単価が公開されています。
よくある質問
- 月額3,000円で何人まで使えますか。
- 基本セットに含まれるユーザー数(内線番号数)は2です。3人目からは1人につき月額1,000円(税抜)の拡張が必要です。
- 同時に何本の通話ができますか。
- 基本セットで2回線(ch)です。1回線につき月額500円(税抜)で追加できます。
- 03や06の番号は使えますか。
- 0ABJ拡張(初期10,000円・月額1,000円/1番号、税抜)で利用できます。公式は「既存の回線契約料は不要になります」と注記しています。
- 通話録音は別料金ですか。
- 基本セットに約100時間が含まれます。超える場合は100時間ごとに月額2,000円(税抜)で追加できます。
- 通話の文字起こしは有料ですか。
- AI自動テキスト化は無償付帯です。AI自動要約は5時間500円(税抜)で、申込後は開始日から最大2か月(初月〜翌月末)無償提供されると案内されています。AI自動ラベリングはAI自動要約に無償付帯で、単体での提供はありません。
- SMSはいくらですか。
- 1通10円(税抜)の従量課金です。ただし1件の送信でも文字数によって通数が増え、71〜132文字なら2通分、133〜198文字なら3通分、199〜264文字なら4通分として計算されます。
- 番号を減らすときに費用はかかりますか。
- 外線番号減少手数料として5,000円/申請毎(税抜)がかかると、料金ページの3か所に注記されています。
- 最低利用期間はありますか。
- FAQに「最低利用期間は設けておりません。解約通知後、最短翌月末での解約が可能です」と記載されています。
- いま使っている番号はそのまま使えますか。
- FAQによれば、050番号は原則引き継ぐことができません。0120番号はそのまま利用が可能、市外局番を含む番号は一部エリアを除きそのまま利用が可能とされています。
- ナビダイヤル(0570番号)は使えますか。
- FAQに「ナビダイヤルの0570番号は、ご利用いただけません」と記載されています。フリーダイヤルの0120番号・0800番号は新規発番・既存番号の移設とも可能で、最短15営業日と案内されています。
- 他のサービスと比べるには何を見ればいいですか。
- トビラフォン Cloud は基本セットに単価を足していく型です。同じく単価で積み上げるナイセンクラウドの料金と条件、枠で買う型のMOT/TEL(モッテル)の料金と条件とBIZTEL ビジネスフォンの料金と解約条件を並べると違いが見えます。5サービスをまとめて見る場合はクラウドPBX比較5選をご覧ください。
あわせて確認しておくこと
トビラフォン Cloud は接続できる番号と契約の条件をどちらも公開しています。とくに接続可否番号一覧は、5サービスの中でもっとも細かく番号ごとの可否を示した資料です。この一覧を軸に、番号と緊急通報と契約条件を3本の記事に分けました。
導入前に読む3つの論点
トビラフォン Cloud の接続可否番号一覧で110・118・119がいずれも×になっていることの意味を、総務省の義務規定から説明しています。104・113・171なども一覧にしました。
0ABJ拡張に付いた「既存の回線契約料は不要になります」という注記が、番号を移す手続きのどこに当たるのかを制度の側から説明しています。
トビラフォン Cloud は最低利用期間を設けず、解約後も市外局番の番号を他社へ移せるとしています。締め日と日割りの扱いを5サービスで突き合わせた表を置いています。
出典(トビラシステムズの公開ページ。すべて2026年9月27日に確認)
- トビラシステムズ「料金・通話料|クラウドPBX トビラフォンCloud」https://tobilaphone.com/biz/cloud/price/(基本セット料金 月額3,000円+通話料・初期30,000円と含まれる6項目、0ABJ拡張料金とフリーダイヤル拡張料金、基本セット拡張料金6項目、外線番号減少手数料5,000円/申請毎、AI機能の料金と無償提供期間、SMS送信の従量課金と文字数による通数換算、050番号および0ABJ番号での通話料、フリーダイヤルの発信・着信通話料、価格はすべて税抜表示である旨、従来プランや一部の新規申込では料金が異なる旨)
- トビラシステムズ「機能紹介|クラウドPBX トビラフォンCloud」https://tobilaphone.com/biz/cloud/function/(電話機能・便利機能・マネジメント機能・外部連携の各機能と説明、IVR、コールキューイング、スマート着信、迷惑電話フィルタ、事業者名表示の法人電話データベース500万件以上、Salesforceとkintoneの連携)
- トビラシステムズ「FAQ|クラウドPBX トビラフォンCloud」https://tobilaphone.com/biz/cloud/faq/(最低利用期間を設けていない旨と解約通知後の最短翌月末解約、契約した市外局番番号を他サービスへ移行できる旨、050番号は原則引き継げない・0120番号はそのまま利用可能・市外局番を含む番号は一部エリアを除き利用可能、0120/0800番号の最短15営業日、0570番号は利用できない旨、050番号追加の最短翌営業日、サポート窓口の受付時間とオンボーディング、迷惑電話番号データベースの件数)
- トビラシステムズ「会社概要」https://tobila.com/company/overview/(社名、代表者、設立年月日と創業、資本金、従業員数と技術部の人数、所在地2拠点、電気通信事業C-25-01701、プライバシーマーク19001098号、主要加盟団体)
トビラフォン Cloud の料金・仕様・受付状況は変更されます。この記事の単価をそのまま使わず、申込み前にトビラシステムズの公開ページで引き直してください。10名構成の月額12,500円は当サイトが公開単価から積み上げた計算で、公式が提示している構成例ではありません。最低利用期間はFAQに「設けておりません」と明記されています。解約時に別途発生する費用の金額は、2026年9月27日時点の公開ページからは確認できませんでした。

