paild(ペイルド)は、株式会社ペイルドが提供する法人支出管理サービスです。Visaのリアルカード・バーチャルカードを発行するだけでなく、利用制限、領収書提出、レビュー、会計連携までまとめて管理できます。公式料金、30枚を超える場合の費用、残高の払戻し、向く企業・向かない企業を整理します。
カードを多人数へ配り、支払い後の領収書回収や経理確認まで一つの仕組みにしたい法人向けです。初期費用10万円、月額1万円で、リアルカード30枚までの発行費を含みます。少人数では固定費が割高になりやすい一方、30枚前後を配る企業ではカード料金だけでなく、経理業務を含めて検討できます。
提供会社:株式会社ペイルド/申込受付:公式サイトで確認/公式情報確認日:2026年8月28日
paildの料金・基本スペック

公開料金から計算すると、30枚までの初年度は初期10万円と月額1万円×12カ月で22万円です。100枚のリアルカードを発行する場合、31枚目以降70枚×1,400円を加えた初年度概算は31万8,000円です。税、振込手数料、個別オプション、導入条件は別途確認してください。
「カード1枚の最安値」だけで比較するとpaildの価値を判断しにくくなります。領収書提出依頼、レビュー、カード制限、利用通知、会計連携を別々の作業やサービスで運用している企業では、月額料金と経理・利用者の作業時間を合計して比較します。
paildが向いている企業・向かない企業
- 30枚前後のカードを部署・従業員へ配りたい
- 領収書提出と明細確認を早めたい
- 用途・期間・金額をカード単位で制限したい
- 会計連携まで含めて支出管理を見直したい
- 代表者が1枚だけ使う
- カード発行費だけを最小化したい
- 専用ETCカードが必須
- 個人事業主として申し込みたい
少人数利用では、初期費用と固定月額を1枚あたりに割ると高くなります。反対に、多人数へカードを配るほど、利用者追加、権限、停止、証憑回収を一元化できる効果が重要になります。自社のカード枚数だけでなく、月間の領収書件数と経理担当者の確認時間を計測してから判断してください。
他商品と比較したpaildの強み・弱み
- カードと証憑回収・レビューを一体化
- リアルカード30枚分の発行費を含む
- 解約等で条件付き払戻し手続きがある
- 少人数では初期・月額固定費が重い
- 個人事業主は対象外
- 専用ETCカードを確認できない
強み1:カード発行後の証憑回収まで同じサービスで管理できる
BizプリカやVプリカビジネスは、必要額を前払いして支出を抑えるカードとして分かりやすい一方、領収書の提出依頼、レビュー、会計連携は別の運用が必要です。paildはカード単位の制限、利用通知、領収書提出、レビュー、会計連携を一つの支出管理フローへまとめます。月間のカード利用件数や未提出領収書が多い企業では、カード価格だけでなく経理担当者が督促・照合に使う時間を減らせるかが比較上の中心になります。
強み2:30枚規模ではカード発行費をまとめやすい
公開料金では初期費用10万円、月額1万円にリアルカード30枚分の発行手数料を含みます。部署や従業員へ20~30枚を一度に配る場合、1枚ずつ発行費を積み上げる商品より予算を整理しやすい設計です。また、Bizプリカとマネーフォワード ビジネスカードが解約時の残高払戻しを行わないのに対し、paildは原則不可としつつ、やむを得ない解約等で所定の払戻し手続きを案内しています。ただし、振込手数料控除や最大2カ月程度の条件があります。
弱み1:1~数枚では固定費の負担が大きい
代表者が1枚だけ使うなら、発行料・年会費0円のVプリカビジネスや、初期・発行費0円で月額150円/枚のBizプリカより費用が重くなります。paildはカード単体の最安商品ではなく、支出管理業務を含むサービスです。領収書件数が少なく、既存の会計・証憑フローで困っていない企業は、初期10万円と年間12万円の基本料金に見合う改善対象があるかを先に確認してください。
弱み2:申込対象とETCの確認範囲で選択肢が狭い
paildは法人向けで、個人事業主向けの申込案内は確認できません。個人事業主ならマネーフォワード ビジネスカードやVプリカビジネスが候補になります。また、マネーフォワードは専用ETCカードの発行条件を公開していますが、paildでは専用ETCカードを公式情報から確認できません。高速道路利用が必須なら、申込み前に実際の支払先と運用方法を書面で確認する必要があります。
paildのカード機能と利用できる支払先
| 確認項目 | 公式情報で確認できる内容 |
|---|---|
| 加盟店 | 海外を含むVisa加盟店で利用可能 |
| リアルカード | 実店舗、出張、備品購入などで利用 |
| バーチャルカード | オンライン決済や支払先別の管理に利用 |
| 利用制限 | 利用可能額やカードの制限設定により決済を管理 |
| 決済失敗 | 管理メンバー等へ通知。日時・加盟店・カード名を添えて調査依頼可能 |
| ETC・個別加盟店 | 専用ETCカードや個別用途の公式案内を確認できないため要問い合わせ |
「全Visa加盟店で利用可能」という案内があっても、残高が0円、カード上限が0円、カード停止中、加盟店側の処理などで決済できない場合があります。ガソリンスタンド、ホテルのデポジット、月額課金、ETCのように決済方式が特殊な用途は、導入前に実際の支払先名を伝えて確認してください。
paildの残高払戻しと解約
ただし、解約等のやむを得ない事由で利用が困難になった場合は、所定手続きにより、残高から金融機関への振込手数料を差し引いた額の払戻しを受けられることがあります。
払戻し先は、法人の本人確認で申請した申込法人名義の口座に限られます。利用状況によっては払戻しまで2カ月程度かかる場合があります。Bizプリカやマネーフォワード ビジネスカードが解約時も残高を払い戻さないのに対し、paildには条件付きの手続きが案内されている点が違いです。
加盟店が決済を取り消した場合は、取消・返金明細が表示されたタイミングで返金額が残高・利用可能額へ戻ります。サービス残高の払戻しと、加盟店からの決済返金を混同しないようにしてください。
paild導入の流れ
カード配布だけで終わらせず、誰がどの期限までに領収書を提出し、誰がレビューし、会計側でどの勘定科目へ連携するかを決めます。最初は1部署で試し、決済失敗、通知、カード停止、退職者の権限削除、払戻し手順まで確認してから全社展開します。
paildの評判・レビューの確認状況
BIZEEでは、管理画面の実操作、導入企業への本人確認付き取材、実カードの確認をまだ行っていません。そのため、匿名口コミを転載せず、星評価や満足度を表示していません。現時点の評価は、公式サイトと公式ヘルプで確認できる仕様・料金・手続きに限定しています。
導入検討では、管理者用デモだけでなく、一般利用者が領収書を提出する画面、経理担当者が未提出を追う画面、会計連携後の修正方法を確認してください。機能が多くても、利用者が操作しなければ証憑回収は改善しません。
他の法人プリペイドカードと比較
少人数で枚数課金を重視するならBizプリカ、マネーフォワード クラウドやETCとの連携を重視するならマネーフォワード ビジネスカード、代表者のオンライン決済1枚ならVプリカビジネスも候補です。paildは「カード」よりも「支出管理業務」を含めて比較するサービスです。
paildに関するよくある質問
リアルカードが5枚でも月額は同じですか?
公開料金では初期費用10万円、基本料金月額1万円で、リアルカード30枚分の発行手数料を含みます。少人数では1枚あたり費用が高くなるため、カード以外の領収書回収・レビュー・会計連携を含めて判断してください。
31枚目以降はいくらかかりますか?
リアルカード31枚目以降は1枚あたり1,400円の発行費が案内されています。100枚なら追加70枚分で9万8,000円です。再発行や個別条件、税の扱いは申込み前に確認してください。
解約すれば必ず残高を返金してもらえますか?
通常は原則払戻し不可です。解約等のやむを得ない事由で利用困難となった場合に、所定手続きで払戻しを受けられることがあります。法人名義口座、振込手数料控除、最大2カ月程度という条件があります。
ETCやガソリンスタンドで使えますか?
公式ヘルプでは海外を含むVisa加盟店で利用可能としていますが、専用ETCカードや各特殊加盟店の個別条件は確認できませんでした。導入前に実際の支払先を伝え、書面またはサポート回答で確認してください。

